KEE’SスピーチKIDS:小学校受験 面接や行動観察時の話し方

小学校受験を控える年長さんにとって、夏は最後の調整が出来る大切な時期なのではないでしょうか?

今回は、幼児の話し方、特に受験の際の先生からの問いかけや面接時の返答を練習させる際のポイントをお伝えします。

よく「キラっと光る回答」という言葉を耳にします。子供のできるできないは、その時点でのスキルでしかなく、本当の能力は試験官の目で見抜くしかありません。「この子は頭の回転が速く勉強ができそう」「人の気持ちがわかる優しい子になりそう」という、言動から垣間見える「人間的魅力」のようなものを指して、「キラっと光る」というのでしょう。

これは、実はアナウンサー試験とまったく同じなのです。アナウンサー試験では、 筆記試験のような数値で明確に表現されるものとは 異なり、一種あいまいともいえる「人間的魅力」がチェックされています。

では、「人間的魅力」を増すためには、つまり「キラっと光る」ためにはどうすれば良いのでしょうか?話し方、立ち振る舞い、表情など、印象を良くする指導ポイントはありますが、ここでは話し方にフォーカスしてみます。

まずは、「話題」に関してですが、個性の出し方、エピソードの盛り込み方などは、幼児教室でも指導されていると思います。しかし、それ以外に「いかに話すか」にも気をつければ、キラっと光る返答になります。お子さんに話させる際に、下記の3つのポイントをチェックしてみてください。

話し方3つのルール

「ソ」のトーンで(高めのトーンで明るく話す)

笑顔でハキハキ口を開けて(明瞭な発音で聞き取りやすく)

言葉には心をこめて(暗記している、言わされている言葉ではなく本心から出る言葉を使う)

これ以外にも、子ども(特に幼児)は、頭の回転や、性格、感情が話し方にそのまま表われやすく、相手に対する配慮である「スピード」、「間」などにも気をつけて練習する必要があります。

KEE’Sこどもコミュニケーションスクールでは、小学校受験にも対応している短期集中講座を8月18日からスタートさせます。受験にあたって、子どもの話し方に不安のある方は、このタイミングで解消しておきましょう。

詳細は、こちらをご覧ください。

エグゼクティブスピーチトレーナー野村絵理奈