KEE’SスピーチKIDS:あいさつの出来る子にするための4つのルール

(1) 堂々とあいさつ出来るこどもにするには?

「うちの子はあいさつが苦手で、あいさつされるとすぐ私の後ろに隠れるんです。」

というお悩みを良く聞きます。

お友達といるときは、ハキハキ元気に話しているのに、大人の前では違う。

幼いこどもにとって、大人に向かって話しかけることは、「パブリックスピーチ」そのものです。大人が、初対面の人と話す時や、大勢の場でスピーチする時に緊張するのと同じ気持ちなのです。

「いつも言っているのに、どうしてあいさつできないの」

と叱ってみても、あいさつは出来るようになりません。むしろどんどんあいさつすることが怖くなってしまいます。

大人だって、「どうして、初対面の人と上手く会話できないんだ。お友達とは会話できるのに」と言われたって、会話上手になるはずもありません。

こどもに、自信を持ってあいさつしてもらうためには、まず親が適切な教え方を知ること、根気強く習慣にさせることが何より大切です。

(2)こどもは、親のあいさつを見ている

言うまでもなく、親があいさつが苦手だったり、あいさつを避ける習慣があると、こどもは、「あいさつはしなくてもよいものだ」という認識になってしまいます。

反対に、あいさつをきちんとさせたくて、自ら積極的に挨拶をする親御さんもいらっしゃいます。

その事自体は、もちろん正解なのですが、あまりにも、親ばかりが前に出て挨拶していると、こどもは「あいさつはお父さん、お母さんのやること」と思ってしまい、あいさつしなくなることがあります。恥ずかしいからというより、あいさつは「大人同士のもの」と誤解しているのです。

そのような事がないように、あいさつをして見せる時には、「お父さんお母さんがあいさつするときは、あなたも続いてしてね」と、一緒にあいさつをさせるよう教えてあげてください。

それでも、親の友人など大人とあいさつするのを恥ずかしがる場合は、その場で叱ったりせず、目くばせなどをして、自分から話し出すタイミングを待って下さい。

一度で出来るようにならなくても、根気強く待って、こどもがあいさつできた時に、後で「今日はあいさつ出来たね!すごい」とほめてあげてください。

あいさつは、叱ると逆効果ですが、褒めることで自信になり、積極的に出来るようになります。

(3)親子で実践「あいさつ」の4つのルール

こどもにあいさつを習慣づけるためには、合言葉にして親子で復唱するのが効果的です。 
我が家では、「あいさつ」の頭文字をとってこのように覚えさせています。

あ・・・あかるく(明るい声、笑顔で)

い・・・いつでも(どんな気分の時でも)

さ・・・さきに(恥ずかしくても自分から)

つ・・・つづけて(毎日かならずする)

初めて会う人なのに、自分から挨拶できたときには、「『さきに』できたね」、 
眠いのに、おはようが言えたときには「今日も『つづけて』言えたね」、 
反対に、気分が乗らなくてあいさつしなかった時には 、 
「あいさつは 『 いつでも 』 だよ」と 、共通の合言葉にしてしまえば、簡単にその場で指導できますし、こどももすぐ覚えて実践できます。

(4)「あいさつ」は英語より使えるグローバルコミュニケーションスキル

今や、小さい頃から英会話を習うことは当たり前の時代ですが、日本人は概して外国人が苦手です。

英語は習ってきているはずなのに、なぜか外国人を見ると逃げたくなるものです。

でも、海外旅行に行くと、国籍も言葉も違う外国人が、気軽にあいさつをしてくれて、気分が良かった・・なんて経験はありませんか?

コミュニケーションで大切なのは、言語の前に、まずは「対人力」

「笑顔であいさつ」こそが、世界共通の言語です。

グローバル化する将来に向けて、あいさつ力は、こどもの頃から身につけさせたいスキルです。