こどもスピーチスクール:レッスンレポート<低学年クラス@恵比寿校>

皆さんこんにちは、KEE’こどもスピーチスクール スタッフのKです。

本日は低学年クラスの様子を皆様にお伝えしていきます!

≪レッスン内容≫
ディベート①~ディベートの基礎を学ぼう~

11月はディベートについて理解を深めていくレッスンです。
学校によって様々ではありますが、高学年になると授業でディベートを学ぶこともあるようですね。
低学年はまだ「ディベート」という単語にも馴染みがなく、何それ??状態からレッスンスタート。

ディベートを簡単に説明すると、
「一つのテーマに対し、意見の違う二つのグループが論理的に観客を説得するために議論する」です。
単なる議論ではなく、あくまで第三者の支持をどちらが得られるかを目的とした議論の事を指すそうです。
この説明でもまだ低学年の生徒達には難しいのですが、まずはやってみよう!ということで「夏が良いか、冬が良いか」で討論をしてもらうことにしました。

その準備として、まずは自分が主張する意見に対し、メリット・デメリットを考えてもらいました。

例えば夏派は「夏の良いところ」と、相手側から突かれるであろう「夏の悪いところ」とその悪いところをカバーできる「反論」を考えます。

生徒達は一生懸命考えながら、
これがデメリットだと言われたら、今書いているこれはメリットじゃなくなっちゃうかも?と書いたり消したりを繰り返していました。

ここで印象に残ったことがあります。

一人の生徒が私に向かって言ったんです。「僕は口喧嘩が強くない」と。
どうやら彼が受け取ったディベートに対する印象は
「対立する意見を持つ者同士が言い合いをし、言い負かした方が勝ち」というものだったようです。

その他の生徒達もおそらくそれは同じで、
「冬派は、夏の悪いところは○○だ!って絶対言ってくるよ!どう言い返す!?」と、血気盛んな意見交換をおこなっておりました。

相手を負かす、ということに間違いはないのでしょうが、それだと生徒同士の仲が悪くなってしまいますよね。

自分の意見が正しい!絶対だ!と、相手や聞いている人の気持ちを考えずに主張する事は、良いことでしょうか。

相手の意見を聞くこと、その意見に賛成は出来なくても理解を示すこと。
そんな事を一緒に学んでいってほしいなと感じました。

次回はどのようなディベートが繰り広げられるのか…ドキドキハラハラしながら発表を聞きたいと思います!

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