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プレゼンで緊張する方必見!プレゼン成功の5つの要素

大切なプレゼンの前に、話し方のレッスンを受ける方は多くいらっしゃいます。
「プレゼンの本番になると、頭が真っ白になる」「声が上ずってしまう」「緊張で手が震える」皆様上記のような悩みを口にされます。
お悩みの一因である緊張によって、大事なプレゼンで自分の実力を発揮できないのはつらいもの。
緊張を「整える」ことで満足度の高いプレゼンを目指しましょう。

知っていただきたいのは、プレゼンの際の緊張は悪い反応ではなく、集中力を高め、パフォーマンスを引き出すサインであるということ。
本記事では、プレゼンで緊張しないための5つのコツを、心理面と実践面の両方から解説します。
自分のタイプを知り、体と心を整え、緊張を味方にできるプレゼンを目指しましょう。

コツ① プレゼンで緊張する理由を分析しよう

プレゼンで緊張する原因は、人によって異なります。
自分の「緊張タイプ」を理解することで、対応策も考えやすくなります。
代表的な3タイプから、当てはまるものをチェックしてみましょう。

準備不足タイプ

「何を話すか不安」「流れを忘れたらどうしよう」といった、準備不足からくる緊張タイプです。このタイプは、リハーサルの回数が安心感に直結します。
原稿を“読む”のではなく、“話す練習”を繰り返しましょう。
事前に十分な練習や話の内容の整理を行うことで、現状が改善されるはずです。

プレッシャー過敏タイプ

「絶対に失敗できない」「完璧にこなさなければ」と自分に強いプレッシャーをかけてしまうタイプです。このタイプは意識が聞き手ではなく、自分に向いてしまっています。
プレゼンは“評価される場”ではなく、“伝える場”。
「伝えたい想い」を中心に据えることで、自然体の話し方が生まれます。

異空間アガリタイプ

会議室やホールなど、普段と違う環境で緊張してしまうタイプです。
この場合は「慣れ」が最大の対策。
本番に近い環境で練習したり、友人や同僚を前にプレゼンしたりして“場慣れ”を重ねましょう。
また、当日はプレゼン会場に早めに行ってイメージトレーニングをしましょう。

コツ② プレゼン中は癖を封印する

人には誰しも、無意識の話し方の癖があります。
普段なら気にならない癖も、プレゼン中は聞き手の注目を集めることで目立ってしまいます。特にプレゼン中の緊張は、体のどこかに必ずサインとして現れます。
その“クセ”を把握し、封印しようとすることで、自分を客観的にコントロールできるようになります。

たとえば、下記のようなことはプレゼン中に起こっていませんか。

• 声が小さくなる
• 早口になる
• 手が止まる
• 視線が泳ぐ
• 無意識に「えー」「あのー」と言ってしまう

こうした癖を直すためには、スマートフォンで自分のプレゼンを録画することが効果的です。
話し方のテンポや姿勢、目線の動きを客観的に見ると、改善点が明確になります。
自分の癖を「知る」ことは、緊張を「整える」第一歩。
自分を理解するほど、プレゼンの場でも落ち着いて話せるようになります。

コツ③「姿勢の乱れ」を直そう

人が緊張したときに出やすいクセのひとつが、「姿勢の乱れ」です。
緊張すると背中が丸まり、肩に力が入り、呼吸が浅くなりがちです。
しかし、プレゼンで一番大切なのは「安定感」。
姿勢を整えることで、呼吸と声が安定し、心も落ち着きます。

壁と平行になるように姿勢をまっすぐに正す

プレゼンの前に、壁にかかと、お尻、肩、後頭部をつけ、一歩前に出て、その姿勢を記憶しましょう。

腕の位置はズボンの横をキープ

腕はぶらぶらさせず、ズボンの縫い目に沿う位置に置くように意識すると、自然と胸を張った状態になります。

この姿勢を保つだけで、声が自然と前に出て、堂々とした印象になります。
KEE’Sの指導でも、「姿勢を整える=心を整える」という考え方を大切にしています。
緊張してきたときこそ、まずは姿勢をリセット。
それだけでプレゼン全体の印象が見違えます。

コツ④「目線の乱れ」を整える

視線は、プレゼンにおける“信頼のサイン”。
緊張して視線が下がると、相手に不安を与えてしまいます。
しかし、目線をコントロールできる人は、それだけで堂々と見えます。

• 会場を3〜4ブロックに分ける
• 「1センテンス1ブロック」でゆっくり目線を移動する
• 一人に長く視線を固定せず、全体を見渡す

この方法でプレゼンすると、「自分に語りかけてくれている」と感じてもらえます。
オンラインプレゼンの場合は、カメラの“少し上”を見ると自然な印象になります。
目線を整えることは、聞き手との信頼を築く最短ルートです。

コツ⑤「口調の乱れ」を知る

プレゼン中は、緊張の影響で口調が速くなったり、語尾が弱くなったりすることがあります。
こうした“話し方の乱れ”は、聞き手に「自信がない」「焦っている」といった印象を与えてしまうことも。
だからこそ、プレゼンでは「ゆっくり・明るく・抑揚をつけて話す」意識が重要です。

「え〜」「あの〜」などの無駄な言葉を封印する

特に注意したいのが、プレゼン冒頭の「え〜」「あの〜」といったつなぎ言葉。
この一言だけで、聞き手に「緊張している」「準備不足かも」という印象を与えてしまいます。
話し出す前に深呼吸をし、最初の一文を明確に発音することを意識しましょう。
たったそれだけで、プレゼン全体の印象がぐっと引き締まります。

スピードを落とし、ゆっくり話す

緊張すると、つい早口になってしまうもの。
しかし、早口のプレゼンは内容が頭に入りづらく、聞き手に焦りを感じさせてしまいます。
ポイントは、「子どもやお年寄りに説明するようなテンポ」を意識すること。
一文ごとに一拍の間を入れることで、言葉に余裕が生まれ、落ち着いた印象を与えられます。

口をしっかり開けて話す

緊張すると顔の筋肉がこわばり、口が動きづらくなります。
すると、声がこもりやすく、滑舌も悪くなってしまうのです。
プレゼンの前に口周りを軽くストレッチし、意識的に口を大きく開けて発音するようにしましょう。
「アイウエオ」をゆっくりと発音する練習も効果的です。

口調を整える意識を持つだけで、プレゼンの印象は大きく変わります。
“聞き取りやすく、安心して聞ける話し方”こそ、聞き手の信頼を生むプレゼンの第一歩です。

明日のプレゼン成功に向けて

プレゼンのパフォーマンスを向上させるためには、「自分の緊張を理解し、整えること」が何より大切です。
ポイントは以下の5つでした。

1. 自分の緊張タイプを知る
2. 緊張した時のクセを把握する
3. 姿勢を整える
4. 目線を安定させる
5. 口調をゆっくり整える

緊張は“敵”ではなく、あなたの力を引き出す“味方”です。
自分の体のサインを知り、正しく整えれば、プレゼンの場はもっと楽しく、堂々と挑めるようになります。

KEE’S話し方教室では、現役アナウンサーが「緊張を整えるプレゼン法」を直接指導しています。
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