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話し方教室 KEE’S 印象がぐっと上がる話し方

印象がぐっと上がる話し方

①ソのトーンで、「おはようございます!」と言ってみよう

人に会う前は皆さん、身だしなみを整えると思います。
女性だったらお化粧、男性でも髪やネクタイなどがきちんとしているかチェックするのではないでしょうか。

そんなふうに、人と会う前には身だしなみを整えるように、声も<人に会うトーン>に整えてほしいのです。

<人に会う声のトーン>というのは、ドレミファソラシドの<ソのトーン>。

子供のとき、お母さんが電話に出た途端、それまでと全然違う高い声になるのに驚いたり、笑ったりした覚えはないですか?
実は、あれはとても正しいことなのです。

お母さんはお母さんなりに、声に《メイク》をして、よそ行きの声を演出していたのですね。
また、朝、オフィスで「おはようございます」と言うとき、あなたの声はどんなトーンですか?

『あ~眠い。ダルいなあ。』という心の声が聞こえてきそうな、低いトーンだとしたら減点です。

実際に《ソのトーン》を発音してみると、「高い!」と驚く人が多いものです。
そう、普段より少し高めのトーンが、相手に良い印象を与える声のトーンです。

なぜなら、人は「楽しい!」と思っているときは、自然に声のトーンが上がります。
たとえば、いつもより声のトーンが低い上司と、高い上司。どちらの方が話しかけやすいですか?
高い声のトーンは、人をひきつける、《話しかけやすい》印象を振りまくのです。

では、どうやってソの音に合わせるか? 簡単です。歌ってみればいいのです。別にピアノに合わせる必要はありません。「ドレミファソ~」と自分の音階で歌ってみてください。そのソがあなたに一番合う、ソです。

まだ、不自然な感じがする人は、声を出す位置を眉間のあたりまで、ぐっと引き上げてみましょう。大抵の人は声を口よりも低い位置、胸のあたりで出していることが多いので、トーンが上がりきりません。さあ準備はいですか?《ソ》の高さで言ってみましょう。

「おはようございます!」

いかがですか? いつもとはまるで違う声、表情になっている自分に気づくはずです。

この、ソのトーンを特に意識してほしいのが、朝の第一声や、電話での応対、初対面の人に会うとき、またマンネリ化している人に会うときです。

ソのトーンは、話し方の身だしなみです。

朝、家族に対して。出勤途中、同僚に会ったとき。会社に着いてから。声を出すときに、意識してみてください。朝起きてから、会社のデスクに到着するまで、そのトーンを続けたら、一日の気分が違うはず。新入社員の頃の明るくフレッシュな自分を思い出すかもしれません。

朝起きてから、会社のデスクにつくまで<ソのトーン>を続けてみよう

②心のテンションも上げてみよう

<ソのトーン>がクリアできたら、次に心のテンションを上げることを意識しましょう。

アナウンサーの研修で、私は「カメラの前で何かを伝えるときは、いつもの3倍のテンションで」と教えられました。

<テンション1倍>が、独り言を言うときのテンションとすると、
<テンション2倍>は1対1で話すときのテンション。
<テンション3倍>はグループに向かって話すときのテンション。会議などの<パブリックテンション>ともいえます。

私は、カメラのランプがつくと、心の中で、このテンション3倍のスイッチを《ON》にしています。

たわいもない話なのに、なぜかこの人が話すと面白い。
そんな話し上手な人を見ていると、2人で話すときにも3~4人を相手にしているかのようなテンションで話しています。

正直に言えば、<ソのトーン>で話すことも、<テンション3倍>も疲れます。

でも人とコミュニケーションをとるということは本来、疲れることなのです。
疲れることを避けていたら、相手にいい印象を与えることはできません。
省エネで与えられる印象は、所詮、ボソボソ、モゴモゴの省エネな印象に過ぎないのです。

「この商品、本当にいい商品なんですよ!!」

「ぜひ、この企画をやらせてください!!」

これを<テンション1倍>で言っても、単なる“独り言”。
相手の心にしっかり伝えたい、わかってほしいと思うのなら、<テンション3倍>で!

実は、話し方もスポーツと同じく三位一体。テンションと声のトーンはリンクしています。
楽しいときは声のトーンが上がりますし、逆の時は声のトーンが下がります。

特に、初対面の人に会う、大事なプレゼンがある、などというとき、人は緊張しているもの。
そういうときはテンションも低くなり、声のトーンもつられて低くなりがちです。

そんな時は、まず<ソのトーン>で第一声。そこからテンションを上げるようにするとスムーズです。
これは、アナウンサーなど話し方のプロが行っているテクニックです。
緊張しているからといって、心の赴くままに話してしまったとしたら必ず失敗します。

緊張していても、それに負けないで話す、声と心のコントロールが重要なのです。

さらに、極度に緊張する場面なら、話す前にできるだけ〈楽しいこと〉を思い出すこともオススメします。

自分のテンションが高くなりそうなことを思い浮かべてください。週末は何をしようかな?
仕事終わりのビールは美味しいだろうな? 最も良いのは、話している、その瞬間を楽しみながらテンションを上げることですが、
無理そうなら、関係のないことでもOK。
心のテンションをグンと上げると、話し方には人をひきつけるエネルギーが宿るのです。

ソのトーンでの話し方は、こちらも合わせてご覧ください。

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KEE’S代表 エグゼクティブスピーチトレーナー 野村絵理奈

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