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プレゼンや商談で人を惹きつける話し方10選

プレゼンや商談でインパクトを持って伝えたいがうまくいかない、話を聞いてもらえない、聞き手がつまらなそうにしている……。そんな悩みを抱えていませんか?プレゼンや商談には、人を惹きつけるコツがあるのです。
今回は、プレゼンや商談で人を惹きつける話し方とポイントをご紹介します。ぜひお役立てください。

プレゼンや商談で避けたい話し方

普段のプレゼンや商談でこんな話し方をしていませんか?

原稿や資料ばかりを見て話す

特にプレゼンでは原稿を見ながら話すことが多いですが、ずっと原稿に目を落としていると、聞き手に話し手の熱意が伝わらず、意味も頭に入ってきにくくなってしまいます。

話し声に抑揚がない・ぼそぼそしゃべる

淡々としたトーンで抑揚がないと、話し手の感情がわからず、意味も理解しにくくなります。小声でぼそぼそしゃべるのは、そもそも聞き取りにくいため、聞き手に何も届きません。

「えっと、」「あの~」などのノイズが多い

話の合間に「えっと、」「あの~」などのノイズを入れる癖があると、聞き手は気が散ってしまい、集中して内容を理解できません。

直立不動

特にプレゼンでは、直立したまま話すと聞き手を惹きつけにくくなります。魅力的なプレゼンテーターは、身振り手振りでダイナミックに身体で表現し、聞き手を惹きつけているものです。

話す内容がはじめから終わりまでダラダラと長いだけ

話す内容の順番にも注意したいものです。何のメリハリもロジックもなくただ言いたいことを思いつくままにダラダラと長く話すのは、聞き手を惹きつけるどころか、飽きさせてしまいます。

これらのプレゼンや商談での話し方を避けるためには、どうすればいいのか、確認してみましょう。

プレゼンや商談で人を惹きつける話し方10選

プレゼンや商談で人を惹きつける話し方をジャンル別にご紹介します。

声の出し方

・笑声

声を出すときには、「笑声(えごえ)」を意識しましょう。笑声とは、笑顔のように相手を明るく楽しくさせる声のこと。好印象が得られ、聞き手の気持ちを和ませることができます。

・ゆっくりと大きな声で語尾をはっきり話す

ゆっくりと大きな声で語尾をはっきり話すと聞き取りやすく、聞き手は内容がスッと頭に入ってきやすくなります。

・音の高低差をつける

一つの単語の中で高低差をつけて発音したり、強調したい部分を高い声で発声したりすると、聞き手を惹きつけることができます。

ふるまい・態度

・原稿ばかりを見ず、聞き手と積極的にアイコンタクトを取る

原稿がある場合は、原稿はチラ見する程度にし、聞き手と積極的にアイコンタクトを取るようにしましょう。
会場が広い場合、3ブロック程度に分けて、1センテンス1ブロックずつ目線を順番にゆっくり動かすようにすると自然に見えます。

・身振り手振りを大きくする

身振り手振りをつけると、感情が伝わりやすくなるのでおすすめです。また具体例を話すときに、話の内容に合わせてジェスチャーを取り入れるとよりわかりやすく伝わります。

・商談では間を入れる

話し方がうまい人は、巧みに「間(ま)」を使っています。強調したい言葉の前後にとり、言葉に聞き手の注意を引き付ける「引き付けの間」と、段落ごともしくは一つの話題を終え、違う話題に入るタイミングでとる「理解の間」の2種類を意識してみましょう。

話す内容

・興味を引く結論から述べる

プレゼンや商談などのビジネススピーチの内容は、ロジカルであることが求められます。まず結論から述べ、その結論に至った理由と根拠を示していきます。そこには具体例を盛り込むと有効です。

最も大事なのは冒頭の結論部分で聞き手を惹きつけることです。短く端的であることが重要ですが、よりインパクトのある言葉を選びましょう。「本日は○○という商品をお持ちしました。これを活用すれば、生産性向上、売上アップにつながります」など、惹きつける言葉で言い切ることが大切です。

・聞き手に自ら考えてもらうような質問をする

プレゼンの場合は、ただ一方的に説明するのではなく、時に、聞き手に自ら考えてもらうような質問を入れるのもおすすめです。「AとBの手法、どちらが成果が上がったと思いますか?」など選択式にすると、聞き手は答えを出しやすくなります。

・一番伝えたい部分を強調する

一番伝えたい部分は、間をとったり、高低差をつけたりして表現することができますが、話の組み立てや言葉の使い方でも強調できます。大事なのは、一番伝えたいコアメッセージは何なのかを明確にすることです。そして話の中で、端的に言い切ることで、強調されて伝わりやすくなります。

・数字を使う

効果などを強調するためには、アンケート調査などの客観的な数値データを使うのが効果的です。「生産性が格段に上がりました」と言うより「アンケートの結果、約8割の方が60%以上、生産性が向上したと回答しています」と言ったほうが納得感があります。数字を強調したい部分に活用しましょう。

プレゼンや商談で人を惹きつけるポイント

プレゼンや商談で人を惹きつけるポイントをご紹介します。

第一印象で決まることを理解する

プレゼンや商談で人を惹きつけるためには、第一印象をよくすることが重要です。最初の印象をその後にくつがえそうとしても、第一印象の何十倍も何百倍も時間がかかるからです。
第一印象とは、身だしなみはもちろん、姿勢やお辞儀などの立ち居振舞い、表情なども含まれます。発音の仕方や滑舌なども見られますので、ぜひ意識してみてください。

聞き手目線で話す

注意したいのが、話し手目線で話してはならないことです。「この企画を通したいから」「ノルマがあるから」などのエゴを押し付けるのはNG。聞き手目線で、聞き手の未来がこれからバラ色になるためのお手伝いをするために話している、というスタンスを持ちましょう。

心と心でコミュニケーションする

プレゼンや商談はコミュニケーションであり、基本的に1対1の会話です。しかし相手はぼーっと聞いているだけのことも多いです。そのため、話し手のほうから、情熱的に「私はあなたのことを考えています!」「一緒に問題を解決しましょう!」という熱いメッセージを伝えるために、心から心へ気持ちを送ることが大切です。心と心のコミュニケーションを意識しましょう。

ビデオに撮って研究する

話し方の練習で特におすすめしているのが、自分が話している姿をスマホなどで録画したものを研究することです。客観的に自分の話している姿を見てみると、「こんな話し方をしていたのか」「意外と『えー』や『ええと』を多く使っていたな」など気付きも多いものです。

ただし、自分でも気づけないことがありますので、話し方のプロにパフォーマンスを見てもらい、改善点を指摘してもらうのも有効です。

まとめ

人を惹きつける話し方には声の出し方、ふるまい・態度、話す内容といったあらゆる角度からのテクニックを用いることが有効です。

第一印象を重視して、聞き手目線の意識を持ち、心と心のコミュニケーションを心がけることで、プレゼンや商談のよりよいパフォーマンスにつながるでしょう。

話し方教室 KEE’Sでは、人を惹きつけるプレゼンや商談での話し方を習得できます。

KEE’Sのプレゼンテーション研修では、プロの現役アナウンサーならではの指導により、プレゼン力が効果的に身に付きます。また受注獲得を目的とした営業力強化のための営業・商談研修もございますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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