厳しいことを言います。「えーっ、あのー」は逃げのサインです!!
トレーニングを受けていない人の約8割がスピーチの最中に「え~、あの~」を使いすぎています。
事実、話し方の悩みベスト3に入るのも「え~、あの~」という口癖です。
この言葉がなぜダメなのか?
それは、緊張やプレッシャーから逃げようとする弱い心が「え~、あの~」という言葉になり表れるからです。
例えば、
聞き手の目線や表情が気になり始めると出てしまうパターン。
そんなアナタを見て聞いている人は『動揺しているな』と察知されてしまいます。
シンとした間が出来るのが怖くて「え~、あの~」で沈黙を埋めるというパターン。
(次に話す事を思い出す間のつなぎとして「え~、あの~」を言うパターンもしかり。)
上記のことからわかるように、《焦り》や《逃げ》の姿勢を聞き手に悟られるサインを出しているようなもの。
プレッシャーに飲まれずエネルギッシュで凛とした話し方をする、カッコ良いスピーカーに見せるには、「え~、あの~」は出来るだけ封印しましょう。
ポイントは、「え~、あの~」を言いかけたら飲み込む事。
特に、話の冒頭や文章の切れ目に出やすいので気をつけて。
文頭で「え~、ご紹介頂きました、あの~」などと言い始めると、その後も繰り返してしまう確率が断然上がってしまいます。
まずは緊張すると出やすい癖を知って、封印する事で改善していきましょう!
次に、“話しすぎない”こと!!
「え~あの~」を封印できたとしても、言いすぎてしまったらアウト。
凛とした話し方を目指すためには、攻撃的な発言なども控え、ポジティブな印象を残したいものです。
具体的な方法としては、ネガティブな言葉をできるだけ使わず、ポジティブな言葉に変換する癖をつけることです。
物事は表裏一体です。
「弊社は、他社と違って、ミスは極力しない。」という伝え方も「弊社の強みは、ミスを極力しないよう努力をする、優秀な社員たちの集まりです!」と言い換えれば、ネガティブな印象は消えます。
このように、言いたい言葉を一度飲み込んで間を取り、その間に物事をポジティブに捉えなおして話すようにクセをつけていけば、いわゆる攻撃的なタイプの話し方を改善することができます。
仲良くなったから何でも言い合えると勘違いせず、聞き手に対しても、気持ちのよい会話を心掛けるマナーは守りましょう。
最後に、自宅でも出来る練習としては、明るく、印象よく話す練習です。
声は小さいほど自信の無さが相手に伝わってしまいます。
特に、発音や滑舌は不明瞭であればあるほど聞き取りづらいだけではなく、印象も暗くなります。
私は「笑声(えごえ)」という言葉で表現するのですが、声にも顔と同じく表情があります。
しずんだ表情で発せられた言葉は、しずんだ表情をしていますし、明るい表情で発せられた言葉には明るい響きがあります。
話す時は、笑顔の口(口角をあげながら、大きく開いた口)で話すようにすると、発音の印象が良くなります。
また、声は少し高めのトーンで出すと親しみやすいイメージが付きます。
ご自宅で、鏡の前で、笑顔を作り高めのトーンで話す練習をしてみましょう。
普段の話し方と違っていれば、笑声で話す練習を続けて、印象のよい話し方を身につけましょう。
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